前回、私とコーチングの出会い(?)について書きました。
今回は、私とコーチングとの再会のことを書きます。
数年前に、会社の研修で「コーチング」を学ぶことがありました。いわゆる人材研修の一環で2時間ぐらいでコーチングのエッセンスを学ぶというか「知る」ような内容でした。
研修の中では実際にコーチ役とクライアント役に分かれて、模擬セッション(コーチがクライアントにコーチングを実施することを「セッション」と呼びます)をやる機会もありました。
その模擬セッションが比較的うまくいって、講師の方にほめられたのです。「あなたは傾聴がよくできていますね」と。(ほめられたせいもあって)それが頭の中に残っていたのです。
これまであまり意識をしていなかったのですが、私は人の話をじっくり聞くことは苦になりません。正直、講演のような一対多のものは集中力が途切れることがありますが、一対一での場では、相手の話をずっと聞いていることができます。例えば人によってはずっと聞いていられなくて、相手の発言を遮って自分が話し始めてしまう場合もあります。私はよっぽどのことがない限り、結構話を聞いていられます。
そういう特性(性格?)もあって、模擬セッションがうまくいったのだろうと思っています。
会社の研修のときは、褒められて喜んだだけで、その後コーチングのことは忘れていました。