コーチへの道(その7)


前回は、私が想定しているクライアントの方の悩みについて書きました。

今回は、私がコーチとしてクライアントと一緒に何をしていくつもりなのかについて書こうと思います。

前回、クライアントの悩みとして以下の三つをあげました。

  • モヤモヤ感をクリアにしたい
  • 背中を押して欲しい
  • 閉塞感を打破したい。

今回はこのモヤモヤ感について書いてみたいと思います。

モヤモヤ感があるということは、自分で自分の考えに腹落ちしていないということになります。

そもそも、自分の考えがクリアになっていないことも多いのです。頭の中ではハッキリしているつもりでも、いざ具体的に何かをしようとしたときに「あれ?なぜそう決めたのだっけ?」と曖昧さが頭をもたげてきたりします。

これはクリアになっている「つもり」というケースです。実は考えに漏れが潜んでおり、突き詰めようとしてはじめて、その漏れに気が付くパターンです。

これを防ぐにはどうするか?以下の3つの方法があります。

  1. 紙に書く
  2. 口にする
  3. 人に話す

頭の中を「外に出す」という作業をすることで、考えが整理されてきます。

手を動かすよりも口を動かす方がより整理されます。ただこれだと所詮ひとりでの整理ですね。

2の派生が3です。「他人に説明する」というのは自分の考えを説明する上でとても重要な活動です。どう話したら人に分かってもらえるかと、自分の考えを必至にまとめることになるからです。

コーチングはその「人に話す」というアクションを受けて、クライアントの考えの抜け漏れや矛盾をチェックしてフィードバックします。

そうすることで、クライアントの頭の中が整理されてモヤモヤ感が無くなっていくのです。

次回は「背中を押して欲しい」について書くつもりです。

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