やりたいことがあるのになぜか前に進まない人の1つの例として「やりたいことがありすぎて、どこから手を付けていいか分からない!」というパターンがあります。
やりたいことを考え始めるといろいろと頭の中に浮かんできて、あたふたしてしまっている感覚です。
今年「やらない」ことを決めかねている人向けの、たった1つの問い
先日以下のような12の問いをご紹介しましたが、
全部やろうとするとなかなかに大変で、うっかり、「やらない」ことを決めることを「やらない」と決めてしまいそうになっている…という方もいるかもしれません。。
そこで、別のアプローチをご紹介します。
この記事には2つの質問が書かれています。
- やらずに1年を終えたら後悔することは?
- 余命3年だとしたら?
仮に余命を置くという考え方はよくありますが、個人的にあまり好きではありません。人にもよると思いますが、家族のこととかにバイアスがかかるような気がします。
一方、「やらずに1年を終えたら後悔することは?」という質問はシンプルでありながら、今まで聞いたことがない質問でした。
そう思って考えて見ると、1つのことが頭に浮かんできました。そして、それはやはり今の自分にとって一番重要なことだと再認識しました。
実は分かっている
自分にとって何が一番大事なのかを、多くの場合、人は「知っています」。知っていながら、答えを出さない場合と、知っていることに気が付いていない場合(潜在意識とでもいいましょうか)です。
前者は知っているけど、本当にそれでいいか決心が付かない状態。
後者は頭の中が整理できていないので、「答え」と気が付いていない状態です。
コーチングでは前者の場合、コーチの質問が外堀を埋めていきます。質問に答えることで、自分自身が対象外の答えを排除していき、結果として正解が残ります。
後者の場合、コーチの質問によっていままで考えたことのない視点で、自分の頭の中を見るようになり、結果として隠れていた答えが出てくるパターンです。
後者にはまると、クライアントはびっくりします。「そんなこと、思ってもいませんでしたが、たしかにそうです!」という言葉が出てきます。
話を質問に戻します。
やらずに1年を終えたら後悔することは?
どうですか?ちょっと、考えてみませんか?
「後悔」ってネガティブな単語なのですが、「もし~」という仮定と組み合わせて使うと、逆に前向きな気持ちになりませんか?
「う~ん、後悔か…。そうだよな、よし、やっぱりxxをやろう!」
みたいなかんじです。
今年の目標を年始に考えた人もいらっしゃると思いますが、半年が経過した今、改めてこういう問いかけをされると年始に立てた目標と違ったものが頭に浮かぶかもしれませんよ。
コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。