半年ぐらい前に初めて「読書会」に参加しました。
本を読むことは昔から好きだったのですが、感想を人と話すということはあまりやってこなかったですね。
コーチングをきっかけに知り合いになったアマンダさんという人から誘われて、読書会に参加するようになりました。
参加して感じたことは、読書会は本の感想を述べ合うだけではなく、本をきっかけにして色々な人の考え方や価値観を知る事ができるところがすばらしいということです。
今回、テーマになった本の中に
「私たちが信じていることの多くは、若くて影響を受けやすい時期に身についたものだ。様々な考え方を無批判に受け入れたために、間違った信念を抱いていることもある。
(中略)
間違った信念を取り除くことは、自分を解放するプロセスだ。間違った考え方をひとつ取り除くたびに、人生はシンプルになり、得るものが多くなる」
というくだりがあります。
これをきっかけに参加者で「自分で思い込んでいる信念が間違っているとすると、それをどのようにして気づいて、修正すればいいのか?」という話をしました。
自分自身で気づくのはなかなか難しい。やはり、他人から指摘されることが必要なのではないかという話になりました。
でも、利害関係がある人からはなかなかそのような指摘は受けにくいですね。
そういう観点から考えると、様々なコミュニティに属している人のほうが指摘を受けるチャンスが多いのではないかという意見が出ました。例えば、会社のコミュニティではなかなか仕事に関する価値観で指摘を受けるチャンスはありません(特に日本社会において目下から目上に対して)。
でも、会社との別のコミュニティであれば、仕事の利害関係がない人から率直に意見をもらうことができます。
いろいろなコミュニティのいろいろな人から率直なフィードバックを受けることで、自分の間違った考え方を学ぶということは有意義なのだなと感じました。
いま、このエントリーを書いていて、コーチングのフィードバックもクライアントの間違った信念を正す、ひとつの役割を果たすのだとも感じました。
アマンダさんもコーチングを実施されています。様々なコミュニティに属していて楽しい方です。興味があればアマンダさんのサイトを覗いてみてください。
「ノビントス」(http://amanda-iwasa.com)