記憶に残るコミュニケーション

(2018年11月4日投稿の記事を改編しました)

時の流れを区切る「時刻」

我々の生活は「時刻」で区切られています。スケジュールはその最たるものです。

「ここまでは仕事の時間」、「ここまでは移動の時間」、「ここからは飲み会!」のように、生活がぶつ切りにされています。

でも人の記憶に強く残るのは、もしかすると「流れ」じゃないかと。もう少し広げると「空間」のようなもの。

美味しいものを食べに行ったとき、美味しいお肉を食べた瞬間は「おいしい!」と感じるし、それは真実です。

でも後からその瞬間の「おいしさ」だけを思い出すことはありません。

むしろ誰と食べたか、食事の間どのような話をしたのか、食事の後カラオケに行って盛り上がったなど、時間の流れや空間を共有した事の方が記憶に残っているのではないでしょうか?

写真はある一瞬という時刻を切り取っています。でも、空間も切り取っています。

だから、写真を見るとその時の雰囲気が蘇ってくるのではないでしょうか。

コミュニケーションを流れで捉える

時刻を強く意識するのは、「正確性」や「効率」の事を重視するときだと思います。

でも時刻を意識するあまり、流れが一度せき止められて本来得られるものであった物が失われている可能性がありますね。

同じように、「正確に」「言いたいことを」を意識しすぎて、ある一瞬の発言にフォーカスしすぎたコミュニケーションは、逆に記憶に残らないのかも。

ぶつ切りのコミュニケーションよりも、流れるような、もしくはある空間を漂うようなコミュニケーションは心地よく、記憶に残るでしょう。

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