
先日、ソフトバンクの携帯が繋がらなくなる事故が発生しましたね。
ニュースを聞いたとき、最初は個人の不便しかイメージできなかったのです。「待ち合わせが大変だな」とか「地図が見られなくて不便だよな」とかです。
でも、後日談のニュースを聞いてちょっと恐怖を感じました。
よくよく考えると、社会インフラとして携帯電話は必要不可欠になっているのです。
例えば佐川急便。ドライバーと事務所の連絡手段は携帯電話です。これが繋がらなくなったので、集荷依頼や再配達の情報が伝えられず大混乱が発生したということ。
飛行機を運航しているジェットスターは、航空チケットの改札をスマフォを使ってやっていたので、改札ができなくなってしまいました。
えらいことです。もう電気インフラ並みの依存度です。
ちょっと怖くありませんか?
今回はトラブルでしたが、ハッカーが悪意を持って携帯電話ネットワークをズタズタにしたら経済活動が麻痺してしまうということです。
依存することの怖さ
このエントリーで言いたいことは、携帯電話への依存の事だけではなくて、「何かに依存することの怖さ」です。
例えば、コンサルしてもらっている人は、コンサルタントに過度に依存してませんか?
言われたことを鵜呑みにするとか、言われないことはやらないとか。
自分で考えることを放棄するのは一番危険なことです。コンサルタントの方にも自分の考えを伝えてディスカッションするぐらいの気概でお付き合いすべきだと思います。
また、逆に自分自身に過度に依存してませんか?
特にフリーランスの方で、何でも自分でやってしまう、やらないといけないと思っているというようなことはありませんか?
もっと他の人のリソースを活用してもいいはずです。商品メニューで行き詰まったり、集客する時に他の人のアイデアやパワーを使えませんか?
行き詰まっている時ほど思考は硬直しており、他のリソースに気が行きません。
一度立ち止まって冷静に自分以外に目を向ける必要がありますよ。
コーチと対話しているとこれらの依存に気が付きます。コーチが気が付いてフィードバックすることもありますし、クライアントが自分自身で気が付くこともあります。コンサルタントの話を聞くだけ、自分自身に聞くだけではなく、「対話」をすることが気付きには必要です。
コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。