皆さん、物事を決断するって大変ですよね。
「間違った決断はしたくない…。」というプレッシャーもあり、結構疲れる作業です。
決断を細切れにする
そういう時には決断を細切れにします。大きなテーマをまとめて考えながら決めようとせずに、部分に分けて決めていきます。
結局、頭の中では部分で判断しているのですが、あえて「細切れにする」と宣言することで、頭の中を整理するのです。
例えば、あなたが個人事業者として商品メニューのラインナップを決めようとしているとします。
いきなり「これとこれだ!」と決められない場合、まず、決めることを以下の3つに細切れにしてみましょう。
構成の決断
ターゲット毎に別々のメニューをつくるのか、メインメニュー+オプションの構成するのか、などです。
数の決断
提供する価値に応じて細かくメニューを設定すれば数は多くなりますし、汎用的な商品で考えるなら少なくなります。どういうポリシーで行くのか決めましょう。
価格の決断
それぞれの商品にどのような値付けをするかですね。
こんな感じに細切れにすれば、決断しやすいし、判断を誤りにくいです。ポイントを絞った判断であれば、似たようなケースに応用できる可能性も高いです。
「タスク処理・管理」に興味がある人ならピンときているかもしれません。この考え方はとても似ています。
なかなか仕事に取りかかれない場合は、仕事を細切れにするとやる気になれます。「決断」も、決断の対象を細切れにすることでやりやすくなるのですね。
ちなみに私は昔、かなりの優柔不断でした。
買い物をする時とか、一回決めても「待てよ。確かにここはいいけど、こう考えると…。」などとぐずぐずと時間ばかり費やしていました。
いまとなっては後の祭りですが、この時に細切れにするという考え方を知っていれば、効率的に買い物ができていたかもしれません。
コーチングでは「決断」を後押しします。コーチとの会話の中でクライアントの価値観が明らかになり、判断する際のプライオリティを付けられるようになります。
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