NLPを活用して気分を盛り上げる秘密ワザ

(2019年5月4日投稿の記事を改編しました)

人間の五感は記憶と密接につながっていると感じます。

私の実体験では「音」です。

大学生になって初めて親元を離れて下宿したときのこと。

その時にアメリカのTOTOというバンドのアルバムをヘビロテして聞いてました。

今でも、そのアルバムを聴くとその下宿の部屋の雰囲気や、窓の外の初夏の景色がありありと思い出されます。

恐らくは一人暮らしの開放感だけでなく、一抹の不安もあったのでしょう。アルバムを聴くとなんとも言えない気持ちがよみがえってきます。

「お袋の味」なんかもこの種類ではないかと思います。

懐かしい味付けを感じると、その時の記憶が思い出されることがあります。

同じく、「香り」「風景」「感触」などでも同じように記憶と結びついている事はたくさんあるでしょう。

これを逆手にとって活用することもできます。それが脳科学のアンカリングという手法です。

アンカリングとは

自分のやりたい事がうまくいっていて、気分が盛り上がっているときに、何かの音楽、何かの食べ物、何かの写真、何か香り、何かの感触に触れるようにします。

実はアンカリングでは一番最後の「何かの感触」を題材にすることが多いです。例えば手首を握るとか。というのも、それ以外のものがすぐ手元にあることが少ないからです。

ただスマートフォンがあるので、写真はつかえそうですね。

こうやって、盛り上がった気分の記憶と五感を結びつけておけば、逆にそれをあえて使うことで逆の作用を再現できます。

例えば、気分が盛り上がったときに必ず左手の手首を握るようにしておけば、気分が落ち込みそうになった時に左手の手首を握るだけで踏みとどまることができます。

「手首を握る」というと胡散臭いと思われる方もいると思いますが(正直に言うと、わたしもこれはまだ再現できていません)、「写真」だと納得がいくと思います。

ある写真を見ると、気分が復活するというのはあるでしょう?それって、このアンカリングのことです。

こうしていろいろな、自分の上げパターンを作っておけば、落ち込みそうな時にそれらに触れることで記憶がよみがえり、気分を高揚させることができます。

脳の仕組みって面白いと思いませんか?

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