たき火の種火のように大事にしながらアイデアを育てる

着火剤を使わないで火をおこした事がありますか?

マッチの火を小枝に移して、十分に火が燃え移ってから、まわりに枯れ葉を置いて、徐々に大きな枝を置いて火を大きくしていきます。

消えないように注意深く、気を配る必要があります。

アイデアもそうです。

最初のきっかけは、まさにマッチの火のようにはかないものです。

それを消えないように保持しながら、少しずつ大きくしていきます。細心の注意が必要なことは同じです。

異なる点は時の流れです。

火はうまくやればすぐに大きくなりますが、アイデアはすぐには大きくなりません。

どうしても保持している時間が長くなってしまいます。

なので、どうやって保持するかがとても大事です。

保持

頭の中に浮かんだアイデアをそのままにしておくと、十中八九消えてしまいます。

何を食べたかをなかなか思い出せないのに、フッと浮かんだアイデアを覚えているのはまれです。

だから、頭の外に出すことが必要不可欠です。
一番手っ取り早いのが「メモに書きつける」です。スマホの音声メモでもいいです。

それがだめなら、誰かに話してしまいましょう。例えば

「ちょっと、こんなこと思いついたんだけど、どう思う?」

こうしておいて、いざというときに言った相手に聞くという方法もありますが、口に出すだけでも記憶の定着度が違います。

大きくする

アイデアを大きくするには、そのアイデアに再度触れることが必要です。

メモに書いたまますっかり存在を忘れてしまうこともよくあります。したがって、メモを定期的に整理する必要があります。

わたしも紙のメモやEvernoteに書き留めた昔のメモを見ると、自分で書いたとは思えないぐらい全く記憶のないメモが出てきます。そんなもんです。

逆にそれぐらいの方が、全く新たな観点でそのメモを見て新たな気付きが得られたりするので好都合です。

話がちょっとそれましたが、定期的にアイデアメモに目を通して、何か新たに「気づく」ように考え、出てきたことをメモに追記しておきます。こうすることで、アイデアがすこしずつ大きくなっていきます。

議論する

もう一つ、他人と議論することもアイデアを大きくする手段です。

別にブレインストーミングでなくてもいいです。お互いに否定するような議論でもかまいません。

議論する場合は、プロジェクトに関係ない人の方がいいですね。その方が否定されても、無視すればいいわけですから。

同意してもらうことが目的ではなく、刺激をもらうことが目的だからです。

こういうことを繰り返していくと、知らぬ間にアイデアの種火がたき火のように大きくなってきます。

あなたのアイデアを大事に育ててあげてください。

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