
Gerd AltmannによるPixabayからの画像
優柔不断でお悩みの方へ。
私も優柔不断です。すべての場合ではなくて優柔不断になりやすいケースというのがあるようです。
優柔不断は「性格」のように言われて変えられないという印象もありますが、以下の二つに気をつけるとかなり改善されます。
選択肢の整理
優柔不断というのは、複数の選択肢の中から何かを決めるということです。
この時、選択肢も選び方がいい加減だと頭が混乱して判断が遅くなり、結果として優柔不断になってしまうことがあります。
これについては以前「必要十分な選択肢の作り方」というエントリーに書きました。
判断軸がぶれている
これは内面的な問題ですが、改善できるという点で「性格」ではないと思っています。
AとBから選択する場合、頭の中に何かの判断基準があってそれに照らし合わせてAだBだと決断します。
しかし考えているうちに、その判断基準が動いてしまうと決断できなくなってしまいます。
人間の判断がすべてルール化されていれば、判断基準がぶれることはないので、理屈の上では全自動で判断できます。つまり優柔不断にはなり得ない。
しかし、現実的にはすべてをルール化することはできません。
行動規範を作る
しかし、ルールの上位で行動規範を作っておき、それに照らし合わせて決められることが多ければ、それだけ楽に判断できるようになります。
「行動規範」とか書くとものすごく大袈裟に聞こえますが、自分の価値観をベースにいくつか決めておくだけでもいいと思います。
例えば、
- 価格よりデザインを重視する。
- 仕事より家族の行事を優先させる。
- 単発で赤字になる仕事は受けない。
などです。
ある仕事を受けることに迷いそうになった時、2番目や3番目の規範を当てはめると、きっぱりと断るケースも出てくるでしょう。
優柔不断でお悩みの方。「性格」で片付けるのではなく、改善してみてください。