自分の中のリソースを探す・整理する

起業や商品のメニューを考える時に自分のリソースを確認することは重要です。

年末にコーチ仲間との勉強会で思いついた手法です。週末に軽い気持ちでやってみてください。

人には「得意な事」と「好きな事」があります。これらは一致するとは限りません。

まず「得意な事」を思い描きながら紙に書き出します。これは結構時間をかけてやってください。最低でも15分は粘ってすべて書き出します。

終わったら同様に「好きなこと」をすべて書き出します。

次に、これらを以下の表のような田の字にマッピングしていきます。

例えば、得意な事として「料理」があったとしたら(つまり美味しい料理を作ることができる)、料理を楽しんでいるかという観点で分類します。

もし作ることが楽しければ、「得意で好き」です。もし楽しくなければ(義務としてやっているなど)、「得意だけどそれほど好きではない」です。

同じく、好きな事として「ラグビーをする」があったとしたら、それを得意か得意でないかで分類していきます。

全部埋め終わったら、田の字の4つの枠があなたにとって、どんな意味があるのかを分析してみましょう。

例えば私はこのように考えてみました。

得意で、かつ好き

これは最強。これはあなたの最大の強みです。これを最大限に活用しましょう。

得意だけどそれほど好きでは無い

好んでやらないけど、得意ということはあなたのスキル以外の何物でもない。

学校や会社で長く経験を積んできた項目が挙げられているのではないでしょうか

例えばエクセルの関数を使いこなすことはできるが、操作していてもあまり楽しくない。でも、いざという時の武器になる

好きなんだけどそれほど得意ではない

これはあるあるでしょう。

例えば、ラグビーをすることが大好きだけど実はあまり得意ではない。

これは実はコミュニケーションにおける重要な武器になります。

相手がラグビーに興味を持っている時に話題に出してみてください。

あなたはラグビーが大好きなので、いくらでも話をすることができるはず。

さらに得意ではないので、変に上から目線にならずに、相手とフラットな関係性で話をすることができます。

そうすることで、相手が心を開いてくれていいコミュニケーションを取ることができるようになります。

それほど好きでもないし、それほど得意でもない

これは一体何なのでしょうか。

もちろん嫌いではない項目です。ただプライオリティは下がる。

私の場合は人から誘われてやっていることが多かったですね。

これもリソースではありますが、即戦力ではないです。でも、それなりに経験を積んでいる項目が並んでいると思います。

困った時にここに書かれている項目を何かと組み合わせてみてください。何かに化けるかもしれません。

私の場合は、「野球」と書かれていました。子供の頃、よくやっていた覚えはあるのですが(昔、子供がやるスポーツはたいてい野球でした)、今はそれほど好きという訳ではありません。

 

使い方は一例です。分類してみることに意義があります。そしてそれぞれの項目についてなぜそうなったのかを考えてみてください。

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