セミナーで教えてくれるのは一般解です。
つまり、よくある標準的な課題を解決する方法です。
セミナーを聞きに行ったときに、その課題が自分にドンピシャであれば、非常にラッキーです。
セミナーでの一般解をそのまま自分に適用すれば、課題は解決します。
でも、そういうわけにはいきません。
課題が微妙に異なれば、その一般解をそのまま適用できるかどうかはわかりません。課題は千差万別です。ラッキーになる確率の方が少ないのではないでしょうか。
仮に、課題が同じでも、環境によって一般解のやり方が通用しなかったりする可能性もあります。
つまり、セミナーであなたの課題が100%解決する可能性は高くありません。
個人コンサルを受けることは、解決の可能性を高めます。
一般解ではなく、あなた向けの個人解を考えてくれるはずです。
万人の解を持っているのか?
とはいえ、一人のコンサルタントの方がすべてのクライアントの解をあらかじめ持っている訳はありません。
私はコンサルタントではないので、これは想像です。
優秀なコンサルタントの方は、コーチングの技術を持っていらっしゃると思うのです。
クライアントの方と話をしながら、クライアントの状況を理解し、考えを引き出し、その情報を元にそのクライアント向けの特殊解を提案されているのだと思います。
たとえて言うと、優秀なコンサルタントはクライアント向けの解決策がジグソーパズルがぴったり合うイメージ。そうでないコンサルタントは似てはいますが、微妙に形が違うピースをちょっと無理してはめる感じです。
ぴったり合うためには、クライアントのことを深く知る必要がありますよね。