パレートの法則を仕事の進め方に適用する

仕事がなかなか進まないと思っている方、100%の完成度を目指していませんか?

完成度が100%に近づくにつれ、必要な時間はだんだんと増えていきます。

例えば、50%から75%に上げるのに1時間かかったとして、75%から100%にするのは1時間では終わりません。

みなさん、これは何となく感じていることではないでしょうか?

つまり、100%を目指すとかなり時間がかかるので、次のステップになかなか移行できません。

そうするとその仕事の結果に対してフィードバックが得られないので、改善のタイミングも遅れます。

実は、私もさっきこれをやってしまいました

資料を書くのに、そこにはめ込む図をいろいろと調整していました。

些細なずれが気になって、グラフィックエディタを使って、レイヤー機能を使っていろいろと作業していました。

なかなか上手くいきません。

気が付くと30分ぐらいを、ゆうに費やしていました。

そしてふと、我に返ったのです。

「そこまで丁寧にする必要ある?」

そうでした。資料を見せる人を改めて考えてみると、そこまでやる必要は無かったのでした。

細かな図のずれはそのままにして、資料の作成を終えたのでした。30分は実は無駄な時間だったのです。

冷静になって考えると、ムキになって綺麗に仕上げることにこだわっていたことと、グラフィックエディタのスキルを上げたいという、本質的ではない部分にこだわりを見せていたのでした。

今回、私はたまたま我に返りましたが、それは運が良かった。

やはり常日頃から「80%の出来」でいったん作業を終えるという習慣を付けておきましょう。

大きなプロジェクトほど、100%まで詰めたくなりますが、実は逆です。

早め早めに進めてフィードバックを得て、そのフィードバックから微妙な軌道修正をしていく方が、結果的に手戻りが少なくなってプロジェクトが早く進みますよ。

一点、80%の捉え方に注意してください。

80%に押さえるのは些末なところ。本当に大事なところはしっかりと詰めておきましょうね。

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