ネットを見ていて、モチベーションには外発的と内発的の2種類があることを知りました。
外発的モチベーション
- 外から与えられる刺激で湧いてくるモチベーションのこと。
- 「人から褒められたい」とか「いい報酬がもらえる」とか。
内発的モチベーション
- 自分の内部から湧き出る充足感や、喜びの感覚が根底にあって発動するモチベーションのこと。
- 自分自身がその行動を選び自分自身の意志で動いているという感覚。そして「やればできる」という感覚が要因。
外発的モチベーションが絶対ダメというわけではないそうです。
しかし外的だけだと刺激に慣れてしまって、次第にモチベーションが上がらなくなるそうです。
これはとても納得しました。
「指摘」と「気づき」の違い
自分の経験で外発的と内発的の違いを思い出したのは、「指摘」と「気付き」でした。
恥ずかしながら、私もいろいろと欠点というか弱点があります。
そして、人から
「あなたはxxxが弱いからそこを頑張った方いいです。」
と指摘されるよりも、自分で
「そうか!俺はxxxが弱いんだ。よし勉強しよう」
と気づく方が、その後の改善モチベーションが断然、上です。
もちろん、人から指摘されても「そうか…。よしやろう」とは思うんですけどね…。
今から思うと、内発的モチベーションの
「自分自身がその行動を選び自分自身の意志で動いているという感覚」
の事だったのだなと思いました。
成功体験
内発的モチベーションの「やればできる」というというのは、
「成功体験」や「進歩を感じること」
と同じですね。
だからこそ、内発的モチベーションを保つためには小さな成功体験を積み重ねる事がとても大事なんです。
そのためには、「意識して」ゴールを刻んで少しずつ進み、何回も成功しながら自分が進歩していることを感じましょう。
実は私は今、とあるプロジェクトをリーディングしています。そして、内発的モチベーションが上がっています。
課題解決系のプロジェクトでテーマを外から与えられたので、当初は外発的モチベーションでした。
いや、正直に言うと課題が大きすぎて、そもそも「モチベーション」はあまり湧いていませんでした。
しかし、「どうせだから、頑張って解決してやるか!」と開き直ったあたりから内発的モチベーションに切り替わりました。
人と議論をする中で、小さなアイデアが浮かび、少しずつ小さな課題の目処が立つにつれて、俄然モチベーションが上がってきています。
まだ、最終的な解決には至っていませんが、プロジェクト開始当時と比べると気分は上々です。
みなさんも、「小さな成功体験」を意識して、内発的モチベーションを上げていってくださいね。