「会話が続かない」ことがコンプレックスになっている人へ

会話が苦手だと自分で思っている人は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

「そもそもネタが無いし…。」「面白いことも言えないし…。」

そう考えて、引っ込み思案になっている方に、ちょっとコツをお教えします。

傾聴のスキルを活用する

そう、コーチングのスキルでも重要である「傾聴」を使えばいいのです。

会話が苦手と思い込んでいる人は、自分が話し続けないといけないと思っていることが多いです。

でも、そんなことはないんです。自分でなくても相手に話してもらえばいいんですよ。

こちらからは、まず相手に何か質問をすればいいのです。

仕事での会話の場合

名刺のオフィスの住所が東京なら、「コロナで街の雰囲気変わりました?」と聞いてみるとか。

遊びでの会話の場合

相手がラグビーを好きと言ったら、「俺さぁ、よく分かってないんだけど、ラグビーとアメフトの違いって何?」

質問をしているうちに、自分が情報を持っている領域の話題になったら、「それってxxなんですよね。違いましたっけ?」と、自分の考えを伝えてみる。

この会話で、一番大きなポイントは何だと思います?

それは、「相手に興味を持つこと」なんです。

自分が次に何を話そうと考えるのではなくて、相手の話をよーく聞いて、内容に興味を持ってください。そうすればもっと知りたいことが出てきます。

つまり、相手が発した情報に自分の興味を被せていくだけです。

もし、何の興味をもわかないと言うのは、別の意味で問題ありですよ。

こんな感じで「聞いて」、「聞いて」、「自分の意見」、の繰り返しです。

自分から気の利いたことや、ギャグを飛ばす必要はまったくありません。

あなたのまわりをよく観察してみてください。人気者というか、話していると楽しい人の多くは、こんな感じではないですか?

「俺が、俺が」のように自分のことばかり話している人はあまり好まれないと思います。

そもそも、人は相手に請われて、自分の知っている話をすることを嫌いではないはずです。請われてないの話したり、知らないことを話すように仕向けるのはダメですけどね。

もう一つあります。人は話しているうちに自分でいろいろと気づいてくるのが面白いんです。だからたくさん話してくれる訳ですね。

実は、コーチングの面白さは二番目にあります。

コーチングをしている最中に、クライアントが「話しているうちに気がついたのですが…」と言って話し出すのは、しょっちゅうです。

みなさんも、傾聴スキルを活かしたコミュニケーションを、一度試してみてくださいね。

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