分厚い/難解な本の読み方はこれ!

分厚い本の読み方についてお伝えします。

最近、ビジネス書や自己啓発の本を読むときに新たな手法を取り入れて、それがなかなかいい感じなのでご紹介します。

「本をすべて読もうとしない」

という読書法がありますが、その派生形です。

アナログでもできそうですが、手間がかかるのでデジタルでやることをお勧めします。

私はiPadとApple PencilとConceptというスケッチブック(?)アプリでやっています。写真を貼り付けて、Apple Pencilで自由に文字が書き込めるアプリなら何でもできると思います。

1. 目次を貼り付けたノートを作る

まず、本の目次の写真を撮ります。目次全ページです。

撮った目次の写真をアプリのブランクページの真ん中に貼り付けます。もしアナログでやるならば、目次を縮小コピーして大きめのノートや、スケッチブックの真ん中に貼り付けます。

2. 目次を読む

次に、目次をじっくり読みます。

  • これは何のことだろう?
  • ここは詳しく知りたい。
  • どうして、こんな事が言えるのか?

こんな感じで、気になった章や節に印を付けておきます。

3. 一冊を流し読みする。

次に、最初から読み始めます。というか、「読み飛ばす」感じです。

目次のページで気になったところは、読み込んでもいいですが、全体的に流し読みです。見開き2ページで3〜5秒ぐらいです。

何となく

「ああ、この本はこんな感じで書かれているのね…。」

という、本の中身というより、書きっぷりを掴むぐらいの気持ちで。極端に言うと内容が理解できなくてもいいと思います。

4. 部分的にじっくり読む

目次でピックアップした部分を、本文でじっくりと読み込んでいきます。

この時、読んでいて気になる部分があれば、できるだけ「自分の言葉」でノートにメモします。

目次で印を付けた部分からマーカーなどで、矢印を引っ張り出し、そこにメモをしておきます。

前の部分を読み飛ばしたせいで、わからないところが出てきたらさかのぼって調べます。このときは「さかのぼって読む」というより、辞書や辞典を調べる感じでピンポイントに探し当てて読みます。

2の流し読みの時にそこそこ理解できていれば、目次と合わせて「何となくこの辺に書いてあったような…。」と当たりが付けられます。

5. まとめる

目次でピックアップした部分をすべて読み終わったら、自分なりのまとめを作ります。さっきの目次メモノートとは別のノートにまとめていきます。

この時は、自分の感想や意見を追記した方がより価値のあるまとめになります。

まとめている最中に「あれ?これってどういうことだっけ?」となったら、また本に戻って読み直せばいいだけです。

こんな感じです。

内容が難しくて、普通の読み方ではなかなか読み進められない本の場合にこの方法を使うと、すくなくとも自分が興味ある/知りたい部分だけは理解することができますし、まとめノートは後に本の内容を参照したいときにも役立ちます。

読書に行き詰まったら一度試してみてください。

何のために読む?

ちなみに、この手法を使って読んでみようかなと思うのは、

  • スキルを上げたい
  • 何か問題があってそれを解決したい

という時に読んでいる本だと思います。

もし、「課題意識」があって本を読もうと思っているならば、「課題」そのものについても並行して整理しておくほうがいいです。

なぜなら、無事に本から知識を得たらそれを活用したくなります。そうすると活用することが「目的」となってしまい、本来の「課題意識」が薄れてしまいます。

実際には知識の活用は「手段」にすぎないので注意が必要です。いわゆる「目的と手段の逆転現象」が起こってしまいます。

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