「完璧な予測」より「瞬発力」

「未知のものへの恐れ」は多くの人が抱いていると思います。

コミュニケーションもその一つです。

知らない人との会話なんかは、「恐れ」とまでいかなくても「不安」になることもあるでしょう。

さらに私の場合、「知っている人」と会話をする時も、いろいろと考えて不安になることがあります。

「え!どういうこと?」

と思うかもしれませんね。

これはプライベートというよりは、仕事上のコミュニケーションのことです。

例え相手がよく一緒に仕事をしている人でも、何か新しいプロジェクトをはじめるときなんかに、そういう気持ちになります。

“どういう切り出し方をすればいいだろう?”

“どう説明すれば、分かってもらえるだろう?”

“話が弾むようにうまく持って行けるか?”

私自身が心配症ということもあると思いますが、いろいろ不安になる場合があります。

まあ、大抵の場合は、なんてこともなくそのまま話が進んでいくのですが…。

先のことを考えるから不安になる

不安やストレスは、予測がつかない未来のことを考えはじめるから起こります。

分からないからいろいろと考えてしまい、考えても結局、確証はないので、そこからいろいろなケースを分岐させて、余計に分からなくなってしまうのです。

こういう場合の私の言い訳は

「うまく進めるために、準備も必要でしょう?」

というものでした。

準備と先読みは違う

でも、よくよく考えると「準備」と「先読み」は違うんです。

つまり、自分のコントロールできる範囲で、コミュニケーションのために情報を集めたり、話す事を整理するのは「準備」です。

でも「先読み」というのは、相手の出方を想像することなんですね。

“もし相手がこう言ったら、xxx。”

は先読みをしてしまっているんです。

これをやり始めると、相手の出方は複数あるので、いろいろなことを考えて余計に不安になる訳です。

その場の判断と瞬発力を信じる

自分の準備だけしっかりとしたら、あとはその場で相手がどういう反応をしてもすぐに対応できるようにしておくだけ。その先は考えない。

そのためには「知識」と「判断力」をしっかり持つ必要があります。

「知識」は調べたり、経験を積むしかないです。

とっさの「判断力」はトレーニングできます。

「ゼロ秒思考」という本があります。結構、有名なのでご存じの方もいると思います。

短時間で判断できる脳を鍛えるためのトレーニングのようなものです。

5,6年前に読んで、トレーニングを一時続けていました。何かのきっかけでやめてしまったのですが、また復活させてみようかなと思っています。

完璧な予測をすることはできないし、できないことが逆に不安をまねいているということもありますね。

「脳の瞬発力」

大事だと思います。

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