
「悩み多きお年頃」という言葉がありますが、特定のお年頃に限った話ではないですね。
こういう方は、ためいきをつきながら、いつも何かに悩んでいるというイメージがあります。
一方で、「たくさんの課題」を抱えている人もいらっしゃるでしょう。
どちらも大変そうです。
でも一見、これらの2つのパターンは同じようにも思えますが、印象は少し異なります。
悩みは内向き
「悩み」は意識が内向きになっています。
一人でどうしよう、どうしようと考えている。
実は問題がはっきり見えていなかったり、情報が少なかったりする。
だから、解決に向けて積極的にアプローチできておらず。もしかすると、精神的にもまいっているかもしれません。
課題は外向き
一方、「たくさんの課題」は同じく大変そうではありますが、少なくともベクトルが外向きになっている感じがします。もしくは外向きにしようという意志が感じられます。
「どうしたらいいか?」と、考えているという雰囲気がしますね。そして、一人というよりも、周りを巻き込んで少しでも前に進もうとしているという感じもします。
少し「言葉遊び」的になってしまいました。
何を言わんとしていたかというと、もし、自分が解決に向けて動くためには「私は悩んでいる」と思うのではなく、「私は課題を持っている」と意識したほうがよいということです。
この意識を変えるだけでも、メンタルは上向き、解決に向けて少しずつ動き始めることができるはずです。
逆に、知り合いが考え込んでいる時には
「何か悩みでもあるの?」
ではなくて、
「何か課題を抱えている?」
と聞いてあげましょうよ。