段取りを棄てていいか?

仕事の段取りをバランス良く実行するには、リスク分析をしましょう。

何かを始める時に、たいていの人は少しは段取りを考えると思います。

「あれをやって」「これをやって」
「もし、あれがこうなったら、こうしよう」

でも人によっては、この段取りを必要以上にやってしまう場合があります。

「あれをするには、まずこれをする必要があって、そのためはその前にこれを確認する必要がある…。」

段取りを細かくしたり、いろいろなケースを想定したりして、だんだん収拾が付かなくなってきます。
そして、やりすぎるがゆえに、考えすぎるがゆえに、実際に行動をなかなか起こせない状態に陥ってしまいます。

極端な表現だったかもしれません。でも私自身もこれに近い場合もありました。

だから、「あれこれ考えずにまず動くんだ!」という考え方に、私も基本的には賛同しています。

ただ場合によっては段取りが悪く、結果として手戻りが発生して余計な時間がかかってしまうということも、あるあるです。

さて、いったいどうすればいいのでしょうか?

実は、私も正確な解はもっていません。
でも、考えてみました。

経験と勘」ではなく、もう少しロジカルに考えたいと思って出てきたのが…

リスク分析

そう。リスク分析を導入したらどうなるか?

あらかじめ、大きな手戻りが発生する場所を見極めることができれば、そこに対しては十分な段取りをしておくことで、リスクを軽減できます。

では、大きな手戻りが発生しそうなところとはどこか?
代表的なところは…

自分でコントロールできない事

ですね。

例えば、セミナーの開催企画を進める時のことを考えてみましょう。

場所の確保

これは自分ではコントロールできません。場所は空いていないとどうしようもありませんからね。
なので、これは段取りが必要です。

資料の準備

これは二通りあると思います。

自分で作成する分には、コントロールできますので、十分な段取りは不要。
一方、誰かに何かに依存するしているような資料は、段取りが必要です。最悪の場合、資料が間にあわなくなってしまいます。

集客

場所が確保されていて、自分自身で集客するのであれば、自分で頑張るだけなので、段取り不要ですね。

ざっと、こんな感じに分類できます。

もちろん、自分でコントロールできるものもまったく段取りが不要という訳ではないでしょう。ただ、メリハリはつけられるはずです。

段取り作業に唯一無二の正解はありません。おそらく成功し続けることはないでしょう。

結局のところ、経験を積むことが一番大きな武器かもしれません。
でもリスク分析を意識はするだけでも違うと思いますし、自分自身の糧にもなるはずです。

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