私は、毎年毎年目標に掲げて実行できなかったことがいくつもあります。
なぜだろう?意志が弱い?そもそも目標が高すぎた?
ネットで見かけたコメントをヒントにいろいろと考えた結果、それは「細分化」「達成率」と「微調整」ではないかと思い当たりました。
昔、「一年に500km走る(ジョギングの合計)」という目標を立てました。
当然、達成できませんでした(笑)。
その時の心境の変化は
「まだ後、10カ月もある」
「まだ、半年ある」
「あれ?あと3か月で300km走れる?」
みたいな感じでした(さらに笑)。
共感していただける方も多いのではないかと思います。
大きな目標をドーンと掲げて頑張る(つもりでいる)だけでは、モチベーションが維持できないのです。
どうすればよかったか?
細分化して、達成率を測り、微調整する
こうすればよかった…。
細分化
まず、目標を分割します。ジョギングなら500kmまでのゴールを期間で例えば月毎に分割します。
例えば、最初は短い距離で、徐々に長くしていく。
そして、冬は寒くてあまり走れないし、梅雨時もあまり走れないというような事情を考慮し、メリハリをつけます。
そんなことを考えて、500kmを一年間でどのように割り振って走るのかという計画を立てます。
達成率
走り出したら、実際に走った距離と計画値を比較して達成率を日々計算して、見えるようにしていきます。
計画通りに走ることができれば、その月の達成率は 月末には100%になります。
日々、100に近づくのを見ているだけでも、何もしないよりはモチベーションとプレッシャーが違うはず。
微調整
達成率を見比べながら、当初の予定どおりいけるのか?もっと頑張る必要があるのか、マージンがあるのかを考えます。
そして、その日以降の予定をどんどん変えていきます。
予定に達しないなら、どうすれば追いつけるか考えます。走る日数を増やすとか。1日の距離を延ばすとか。
どう考えても、無理なら思い切って目標を変えることも考えます。
当初の目標に達せず終わるより、修正したうえでその目標を達成するほうが絶対いい。
なぜなら、目標に達しないなら 300kmでも400kmでも同じと思ってしまうと、どうしてもモチベーションが上がりません。最悪走るのやめるかも(⇒私)。
でも、400kmと目標を再設定すると、400km走ろうとまた決意も新たに走り始めることができます。
目標によっては目標変更が許されないものもあるでしょう。でも途中のゴールの再設定はできるはず。
まとめ
細分化して、何回も達成率を見るのは、小さな成功体験を積み上げるのにもつながります。また、微調整も細分化するからできる技です。
この、「細分化」「達成率」「微調整」の組み合わせは結構、強力なメソッドですよ。