
コーチングを続けていると、ときどき「人生の転換点」ともいえる瞬間に立ち会うことがあります。
あるクライアントの方は、ひとつのライフイベントをきっかけに、これまでとは違う景色が見えるようになりました。
すると、不思議なことに、プライベートでも仕事でも「次に進みたい方向」が自然と見え始めたのです。
それは、突然道が開けたというよりも、心の奥にずっと眠っていた想いが、少しずつ花開いていくような感覚でした。
もちろん、私が何かを変えたわけではありません。
ご本人の中にあった可能性が、タイミングを迎えて動き出したのだと思います。
コーチングでは、答えを与えるのではなく、その人自身が持っている想いや力に気づいていくことが大切です。
人は、自分でも気づいていない本音に出会えたとき、自然と進む方向が見えてくるのかもしれません。
だからこそ、変化を急がなくても大丈夫です。
今はまだ形になっていなくても、心の中では小さな「つぼみ」が育っていることがあります。
その変化の瞬間に立ち会えることは、コーチとして本当に幸せなこと。
「この仕事を続けていて良かった」と、あらためて感じる時間でした



















