
先日、チームマネジメントの研修で「相手の状況に応じて対応を変えましょう」というお話をさせていただきました。
モチベーションは高いけれどスキルがまだ足りない人には、手取り足取り丁寧に指導をする。
一方で、モチベーションもスキルも十分に高い人には、あれこれ口出しせずに権限と責任を委ねて、思い切って任せる。
マネジメントにおいては、この見極めがとても大切になります。
……そんな講義をした直後のことでした。
個別ワークの時間になり、受講生の方々の様子を見てまわっていたとき、私はある方に「つい、やり方を細かく指定して」指示を出してしまったのです。
その方は、講義内容をすでにしっかりと理解されている方でした。
後から振り返ると、完全に私の「余計なお世話」になってしまっていたなと、深く反省しました。
教える立場にいる人間であっても、自分が伝えたやり方をその瞬間に実践できないことはあります。
理想のマネジメント論を語りながら、行動が矛盾してしまう。そんな自分に気づいたとき、皆さんならどう感じますか?
★今回の気づきメッセージ
自分の「矛盾」に気づけた瞬間こそが、リーダーとしてもう一皮むけるための、本当の学びのスタートラインです。
大切なのは、失敗しないことではありません。「あ、今のは過保護すぎたな」「任せきれていなかったな」と、自分の行動を客観的に捉えられたこと自体が、素晴らしい成長の一歩なのです。
皆さんも部下や後輩と接するとき、「良かれと思って余計な口出しをしていないか」、ときどき自分を振り返ってみてくださいね。


















