先日、メモの整理をしていたら連想訓練というフォルダを見つけました。
もうすっかり忘れていましたが、昔ゲーム感覚でこんな事をやっていたんです。
本かネットで読んで知った「拡散思考でアイデアを出す訓練」を、毎日スキマ時間に5分とか時間を決めてやっていました。
一つのテーマを決めて、そのテーマに関する新しいアイデアを時間内にできるだけ沢山書き出すというものです。
2つほど例をお見せしますと、
テーマ:映画
- 虫眼鏡で見る小さなスクリーンの映画
- プールに入りながら映画を見る
- 映画館にメガネを常備する
- ディナーショーのようにご飯を食べながら映画を見る
- 投票で一定数が集まれば上映する映画
テーマ:ACアダプタ
- 電池を同時に充電できるアダプタ
- カイロになるアダプタ
- ブロックになって組み合わせることができるアダプタ
- 果物デザインのアダプタ
- 野菜デザインのアダプタ
- ミニカーになるアダプタ
- 直接本体に着脱して使えるアダプタ。一つのアダプタを複数の機械で使い回す
- ラジオ付きのアダプタ
「アイデアは既存のモノの組み合わせ」というセオリーに従って、必死に何かと組み合わせようとしているのがわかって笑えます。
出てきたアイデアを活用するというよりは、苦しんでこねくり回しているときのプロセスが頭を柔らかくする訓練になるんだと思います。
もう10年以上前なんですが、「今やったらこんなに考えつくかな?」と思うくらい、今は頭が固くなっている気がします。
プロセスの訓練とはいえ、出てきたアイデアもそうバカにもできません。
中には、現実化しているっぽいものもあると思いませんか?
例えば「カイロになるアダプタ」というのがありますが、アダプタではないですけどUSBで充電するカイロが市販されていますが、結構近いアイデアですよね。
アウトプットを活用するには寝かすことが必要
短時間に発散思考でやっているので、そのまま具体化するには難しいアイデアかもしれません。頭もヒートアップしているので冷静に分析できませんよね。
こういうときは、少し寝かしてから改めて見るようにしてみると、アイデアを活かした現実的なネタを思いつくことがあります。
まあ、今回の10年は寝かし過ぎですけどね(笑)。