私はマインドマップをよく使います。
アイデアを考える時だけではなくて、セミナーでメモを取る時にも使います。
先日、ごりゅごcastというポッドキャストで、iPadでマインドマップを描くときには「コンセプト」というアプリが使いやすいという事を知り、早速インストールして使ってみました。
iPadでマインドマップを描くには、お絵かきアプリにApple Pencilで直接書き込んでいくのですが、コンセプトというアプリは書き込む画面が無制限の大きさを持っているのです。
なので、メモを書き込んでいくときにいわゆる「紙の大きさ」のようなものをまったく意識する事なく、どんどん書き足していくことができます。
これが想像以上の快適さでした。
書いている時に紙の端っこが見えてくると、何となくそこに収まるように書いてしまいますが、それを気にしなくてもいいのです。
いやいや、このブログで言いたいのはアプリの事ではありません。
何かを検討したり、考えたりする時に無意識のうちに「紙の端」を感じていませんか?
「ここに収まるようにしないといけない」
「これはやってはいけない」
「時間が無い」
意識してしまうと伸び伸びと考えることは出来ません。
もちろん、実際には何らかの制限がかかることは多いですが、少なくとも最初に考える時は、意識しない方がいいです。
とは言え、一人で考えていると知らず知らずのうちに制限をかけてしまいます。
自分で問いかける
考えている時には、ちょいちょい立ち止まって「何か制限をかけていないか?」チェックしてみましょう。そして制限に気づいたら「もしその制限が無かったらどうなる?」と考えてみましょう。そうすると観点が切り替わるので、別の考え方が生まれます。
それを発展させると、そもそもその制限に引っ掛からない別の道がみえてくるかもしれません。
あまりに「コンセプト」が気持ちよかったので、こんな事を考えついてしまいました。
ちなみに、コーチングのセッションでは、クライアントの言葉の中に制限を感じると、コーチが制限を外すような質問をして、観点を切り替えますよ。