寄付を集める時に必要なことは、まず問題点を共有すること。共感してもらうことが重要。「自分たちがこんなことをやっている」はニ番目 。
メモを読み返していると、こんな言葉が出てきました。
私はこんなかっこいいことは思いつかないので、何かの引用だと思います。
例えば街頭募金の場合は、どういうことだろうなぁと考えてみると、
「我々はxxxを助けるために募金活動をしています。ご協力をお願いします!」
と伝えるのは二番目だということですね。それよりも
「xxxは今、こういう状態で大変困っています。それは○○○が理由で政府から補助が受けられないからです。」
と説明することが大事だと言っています。その困った状況に共感して貰うことで、募金活動に協力してくれると。
なるほど。納得がいきます。
仕事の場合は?
同じことを仕事で考えたらどうなるか?
何か協業をする時や、仕事を依頼するときもそうですね。
そういうときも「問題点の共有」と「共感」はとても大事だと思います。
「今、こんな事で困っている(『お客さんが』とか『自分が』とか)」
これをしっかり理解してもらって、相手が
「そりゃ、確かにそうだ。困るだろう。」
と共感してくれれば、相手も巻き込みやすいし、真剣にやってくれるでしょう。
これを無しに、いきなり
「これをやってくれませんか?」
と言っても、
「何か、よくわからんのに、いきなりやってと言われてもなぁ…。」
とモチベーションが上がらないと思います。
背景説明が重要だと言いますが、もう少し具体的に「問題点」を意識して、相手に説明をすれば、相手の納得度も上がるだろうなということを、古いメモから思いつきましたという話でした。