今回は、何となく使っている二つの言葉について考えてみたいと思います。
実は、それぞれに正しい定義があるはずですが、ここは私自身の印象で考えたいと思います。
「困る」と「悩む」
どちらも、悶々としたした感覚ですが、こんな違いがあるのでは?
- 【困る】
- やるべき事はわかっているが、実現するには障害がある。
- 【悩む】
- そもそも、やるべき事がわからない。
「スキル」と「テクニック」
どちらも、あった方がいいものですが、こんな違いがあるのでは?
- 【スキル】
- 課題を解決するための何らかの能力。持ってない人もトレーニングすれば得ることができる。
- 【テクニック】
- 一般の人が持たない能力。特定の人しか持っておらず、持ってない人はそう簡単には得ることができない。
「発想」と「企画」
どちらも、新しい事を考えることですが、こんな違いがあるのでは?
- 発想
- 一を二にする活動。何かのとっかかり。種火みたいなイメージ。
一般的に「発想とはすでにあるものの組み合わせ」と言われているので、あえて「ゼロを一にする」とは定義しませんでした。
- 企画
- 二を五にする活動。種火のような発想を、大事に大事に育てるイメージ。
ちなみに、十が企画が具現化した状態だとすると、五を十にするのは気合と言います(半分冗談、半分本気)。
これらは何となく似たような言葉だけど、意識して使い分けることで、目的が明らかになって、「悩」まなくなるのではないでしょうか。