バレットジャーナルに書くべき事

(2018年5月22日投稿の記事を改編しました)

自己啓発系のアドバイスで「自分がメンターと慕う人の行動をまねよ」というものがあります。

また、私が読んだNLPの本でも、人と信頼関係を築くにために相手の行動をまねるという事が書いてありました。

でも個人的には、行動をまねるだけで本当に何かが変わるのかという疑問が残ります。

思うに、行動をまねるということの奥には「思考」や「感情」を理解するということがあるのではないかと思います。

その時にどういう思考で行動したのか、その思考の底にどんな感情があったのか。どんな感情を抱いたからそんな身振りが出たのか。

行動をまねることで相手の「思考」や「感情」に触れることに意味があるのではないかと気づきました。

そう思って、ある方のメールの書き方をまねてみました。

その方は、ものすごく丁寧な文調でメールを書きます。敬語とかそういう形の意味合いではなく、文の内容が丁寧なのです。相手への感謝の気持ちも書かれています。別にお礼文とかではなく普通のメールです。

自分でその文調をまねてみると、最初は違和感があったのですが、書いているうちに相手への尊敬の気持ちが湧いてくるのを感じました。

尊敬が大袈裟だとすると「認める」という感情と言っていいかもしれません。

ちょっとビックリしました。

普通は、尊敬しているから丁寧に書くと思うのですが、丁寧に書くと尊敬の感情が出てきたのです。逆です。

でも、なるほどなぁと納得しました。

思考ログ

このように、行動のベースとなっている「思考」や「感情」が重要だとすると、それとちゃんと向き合うためにはどうすればいいか?

わたしがやったみたいに、「テスト」を毎日意識してやるわけにはいきません。

行動であれば、表層的に振り返れば自分が何をやったかわかります。しかし、思考や感情は簡単に振り返ることはできません。これらを後から思い出すのは難しいことだと思います。

そのひとつの答えが「思考ログ」です。

自分が何かをしたときにどういうことを考えていたのか、どういう感情を持っていたのかを簡単にメモしておくというものです。

Bullet Journalの発案者も同じようなことを言われています。「思考」や「感情」はまさに箇条書きで書くのはうってつけです。

行動をまねたときの「思考」や「感情」だけではなく、普段の自分自身の行動に関する「思考」や「感情」も合わせて記録しておけば、そこからも自分の行動パターンをいい方向に変えられます。

例えば、自分の思考パターンがわかって、それが悪循環を招くものだったならば、その思考を修正する癖をつけて、悪循環を断ち切り、成功サイクルに持っていくことができます。

自分と向き合う

このように思考ログを取るということは、つまりは自分一人で自分に向き合うことです。

コーチングのセッションでは、コーチと二人でクライアントの思考や感情と向き合うことになります。行動をきっかけに向き合うのではなく、コーチの質問を通じて思考や感情が引き出されます。

コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。

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