
誰しも自分の持っている能力は気になります。
潜在能力とは、潜在する能力、即ち、いつもは表面に表れず、内に潜んでいる能力のことです。 内に潜んでいる能力ですから、他人はもちろん、あなた本人もその能力に気付くことはありません。 潜在能力はひょんなことから表面化します。 「火事場の馬鹿力」という言葉がありますが、これは一時的に潜在能力を発揮した状態です。
Googleで検索すると、このサイトがトップヒットします。
「他人はもちろん本人も気づいていない」という説明がシンプルで、かつ「火事場の馬鹿力」が絶妙の例として示されています。
さて、「他人はもちろん本人も気づいていない」能力はどうやって発揮されるのか?
ひとつはまさに火事場の馬鹿力で、究極のピンチに追い込まれたときに体がとっさに反応するケースです。これは意識して発揮しているわけではありません。本当の火事の時に馬鹿力が出たと言っても、その後、力持ちとして過ごすわけではないでしょう。
でも潜在能力の中には、何かのトリガーでそれが発揮された後、本人が認知すればその後は意識的に活用できるようになる物もあるはずです。まあ、その時点ですでに潜在能力ではなくなるわけですが…。
どうするか?
どうやれば、潜在化している能力を顕在化することができるか?
私は「信頼できる友人と新しい事にチャレンジする」ことだと思います。
あらかじめ、友人には趣旨をあらかじめ説明しておきます。
新しい事に取り組むことによって、いままで自分が経験していないことに向き合って、それを乗り越えていく必要があります。
そして友人に活動をそばで見てもらいながら、気づいたことをフィードバックしてもらうのです。
まわりから見てもらうというのがキモです。
自分だと、何か能力を発揮していても気づかない場合があるからです。
乗り越えられた喜びで、潜在能力のことなんて気にしていないかもしれないし、単なる努力のたまものだと思うかもしれません。
でも周りから見ていると「あいつは、あんなに他人を説得する力があったのだ」などと気が付く可能性が高いはず。
そして友人に「お前がxxxをしているのを見て、説得力があると思ったよ。」とフィードバックしてもらえば、いままで認識していなかった「説得力」という潜在能力が顕在能力に変わることになります。
正直、そう簡単に見つかるものではないと思います。
でもこの活動をすること自体が、自分も友人もいろいろと意識して敏感になれるというメリットもあるのではないでしょうか。