ストレス耐性を上げるには自分を知る

仕事でもプライベートでも大きなプレッシャーにさらされることがあります。

そのプレッシャーに押し倒されてしまうと、とても苦しくて場合によっては鬱病を発症してしまうこともあるでしょう。

私も仕事で何回かプレッシャーにさらされました。そのうち1つは私にとってはとても大きなプレッシャーで、とても苦しんだことを今でも覚えています。


「折れないメンタル」をつくるために取り入れたい4つの方法

人は、自分の抱える悩みや不安感を客観的にとらえることができたときに初めて、そのひとつひとつの問題に向き合えるもの。問題に向き合えて初めて、そこから解決への道を探っていくことができるわけです。
(中略)
心を強く保つためには、自分自身のことを把握する「自己認識・自己理解」が重要な要素になるのだといいます。それはつまり、「現状把握」。「ストレス抽出法」によって心のなか(頭のなか)に抱えている形の見えない悩み・ストレスを言語化して書き出すことにより、自らの現状把握を強化できるわけです。

lifehackerより引用


引用した記事ではメンタルを強くする手法が4つ上げられています。

そのなかで私が共感したのは上記の「自己認識・自己理解」の部分です。記事の中では、認識をするためにストレスを言語化して書き出すことが重要と書かれています。

私の場合、ストレスにさらされている時ではなく、過ぎ去った後に自己認識をすることが有効でした。

自分を客観視する

過去に自分がストレスとして感じたことを挙げていくと、あるパターンが浮き上がってきます。人間、全ての領域でストレスを感じることはないと思っています。

ある人は人間関係かもしれません。さらに細分化すると「上司との人間関係」かもしれません。

私の場合は「自分の責任範囲」でした。

後から分析してみると、ある仕事をする際に私は「必要以上に責任範囲を捉えて」おり、仕事の納期と対比させて「これは間に合わせることができるのか!?」というストレスに苦しむことが多いことが分かりました。

まずこれを理解するだけで、解決策が分からなくてもとりあえずストレスが減りました。

自分を客観的に見ることができるようになると、何故か心が少し落ち着いたのです。つまり「客観視」自体がストレスを下げる働きがある事が分かったのです。

「あぁ、またいろんなことをやらないといけないと思って、プレッシャーを受けてるな」

このように気づくことだけでストレスが和らぎました。

パターンごとの対応策

自分のパターンに気が付いたら、次のステップで「よくよく考えると、これは必ずしも自分が心配しなくてもいいことだ」と考えることで、さらにプレッシャーが軽くなりました。これは自分を客観視できたからこその発想の転換です。

他人を頼る

私の場合、ストレス真っ最中の時に助けてもらったのは家族です。

自分がプレッシャーを受けていることを話し、理解してもらえました。これだけでかなり気が楽になりました。

家族でなくても、会社の人や友達でも構いません。自分一人でプレッシャーを抱え込むのではなく、人に話しましょう。課題を解決しなくてもいいのです。

「自分は一人ではない」と思えるだけで、かなり気が楽になりました。

「自分を客観視すること」と「人に話す」こと。ぜひ試してみてください。