「私がxxxしているのに、どうしてあの人はxxxなの!」
「xxxさんは全然分かってない!」
私も人間関係に関わるコーチングをしたことがあります。
クライアントの方の口から出る言葉は大抵こんな感じです。
クライアントは、悩みの対象となっている人の人格を否定しないまでも、行動や言動が適切ではない、間違っているという主張をされます。
本当に間違っているのでしょうか?
あなた(クライアント)が正しくて、相手の方は間違っているのでしょうか?
ストレスを解消。気持ちの切り替えが遅い人の悪習慣を改善する方法
ストレスの8割は人間関係とも言われます。人間関係のすれ違いは、自分と相手とのズレが生じた時です。「なんであの人の言い方には思いやりがないんだろう」「あの人は細かいことばかりにこだわるんだろう」と批判しがちです。しかし、問題の本質は、自分とは違うものの考え方、価値観、性格タイプがあるということに思いがいかないからです。
男女のすれ違いも同じで、男性と女性は考え方、感じ方が違います。違いを尊重する、違いを認識して多様性を理解するだけで楽になります。
上の記事にあるように、ものの見方や価値観は人によって千差万別です。自分がある人の言動を間違っていると感じても、ある人の見方や価値観はでは正しいかもしれません。
本人が正しいと考えているのですから、他の人が間違っていると伝えても、「そっちが間違っている」と反発するのが当たり前でしょう。
自分の考えを曲げる必要はありませんが、相手の考え方を理解しないとお互いに前に進めなくて、永遠に課題は解決しません。
「納得」しなくてもいいのです。「理解」さえすれば。
こういうときの魔法の言葉は
「もし、私があの人だったらどう思うか?」
立場を置き換えるだけで、相手の考え方を理解しやすくなります。
コーチングのセッションでは、コーチがこのような質問をいろいろとすることで、あなたが多様性を理解する助けをしていきます。
コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。