個人事業主で相談に来られる方で、孤独を感じていらっしゃる方が何名かいました。
「孤独」というのはミスリードかもしれません。
一人で行き詰まって悩んでおられました。
「個人」事業主なので一人は一人なのですが、本当に「一人」なのでしょうか?
「事業主」という意識があるので、自分が一人で何かを考えて提供してあげないといけないと、思い込んでいる雰囲気がありました。
周りも本当にそう思っていたのでしょうか?
その方は、クライアントに仕事をディスパッチしてあげることを事業とされていました。
この場合、クライアントの方々は「仲間」ではないのでしょうか?
仕事のディスパッチの対価として費用を払っているので、事業主と顧客という関係性ではあります。
しかし、ディスパッチのビジネスが拡大するということは、クライアントのチャンスが拡大するということでもあります。
こう考えれば、クライアントの皆さんも「自分も貢献したい」と思うのではないでしょうか?
逆にディスパッチビジネスが上手く行かなくなれば、共倒れしてしまうという運命共同体でもあるわけです。
これは、視点を変えると仲間とは思っていなかった人が仲間になるという一例です。
もし自分が孤独だと思っているのなら、少し視点を変えてみませんか?