先日、転職に向けた活動についての相談を受けました。
面接受けるにあたってアピールポイントを考えたいというもの。いろいろと話をする中で、どうも現在のスキルを重点的に考えていらっしゃるようだったので、昔のことをいろいろと聞かせてもらいました。
結果として、過去の業務のスキルが応募先のスキルにも合っていることがわかり、十分なアピールポイントを作ることができました。
これまでの経験
何かスキルを考えるときに、人は「現在」にフォーカスしがちです。
ある意味当たり前のことです。「今、自分が何をできるか?」と自問すると、どうしても「今」になってしまいます。
でも経験も重要なスキルです。
過去の経験から得られたスキルは、すでに自分のものになってしまっているので、自分でそれがスキルとは気が付かない場合があるのです。
もうひとつ別の見落としやすいところ
自分では、そのスキルはある特定の領域に有効なものだと思い込んでいるケースです。
これも第三者から見ると、別の領域にも適用できるスキルと気がつく場合があります。縁側将棋みたいなもので、どうしても視野が固定化されているからです。これも見逃すケースですね。
転職活動に限りませんが、スキルの棚卸しをする場合には、第三者の目を入れながら、過去から現在までを紐解いていくことをお勧めします。
きっと、いくつか増えますよ。
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