仕事で相手(部下)にいい仕事をして貰うには、相手の能力を最大限に発揮して貰う必要があります。
そのためには、やっぱり気持ち良くなってもらうことも一つの条件です。
褒め殺しでほめてばかりというのはダメですが、言い回し一つで相手のモチベーションを上げていくというのは重要ですね。
部下を“その気にさせる”トーク術
一人でできることは限られているので、周囲を巻きこみながら仕事を進めることは大事だ。その際、巻き込まれる側が「前向きに、真剣に、モチベーション高く臨んでくれるかどうか」は、依頼する側の言い方ひとつで変わってくるものだろう。
嘘をついてもいけませんし、単なるおだてもいけません。
事実をベースに相手が気持ち良くなる言い方をしてきましょう。
どんな言い方がいいかを考えてみました。
結果だけではなく人にもフォーカスする
仕事の結果が素晴らしかったときに、その仕事の事を褒めたりお礼を言うだけで無く、その仕事を実際にした相手の方に絡めて話す。
「いいレポートですよ。あなたの分析力が生きてますね。」
自分ではなく相手にフォーカスする
話題のポイントを自分起点ではなくて、相手起点にする
×「すごいですね。私だったらこんなことできませんよ!」
○「すごいですね。あなただからできたのですね!」
期待以上にすばらしいものであったなら、それを強調する。
「正直、ここまでいいものになるとは思っていませんでした」
いろいろなケースがあると思いますが、言い方を考えるときは
「自分がどう言われたらうれしいか?」
と考えればいいと思います。
実際、私は上の例を考えるときにそうやりましたから。