今日はいつものエントリーとはちょっと趣を変えて、「時間」の話です。
とはいえ、会社員でもフリーランサーでも時間に追われることが多い現在、かけ離れた話題でもないのかなと思って書くことにしました。
アナログ時計とデジタル時計、どちらが好きですか?
昔、「デジアナ時計」と言って、アナログ時計の中に、液晶でデジタルの文字盤が埋め込まれている腕時計が大流行しました。
いまでこそスマートウォッチであたりまえのような機能ですが、当時はかなりセンセーショナルで話題になりました。
確か、「アナログとの良さとデジタルの良さを併せ持つ…」のようなキャッチフレーズだった記憶があります。
ただ当時の私はそんなことよりも単純に「腕時計の中にアナログとデジタルが両方入っている」というガジェット的な興味で欲しいなと思っていました。
話がそれました。
今すぐ職場にアナログ時計を導入すべき、2つの理由
デジタル時計だと、1時43分から2時の間では何もできないと考えてしまいがちなのに対し、アナログ時計なら1時間の4分の1以上の時間があることが一目瞭然です。
つまり、本来であれば、メールの整理をしたり、たまった書類をファイリングしたり、次の大きなプロジェクトにその17分をつぎ込んだりできるだけの時間があるのです。
今では、デジタル時計のメリットは分単位の正確な認識が必要な時以外はあまり無いのではと感じていました。
そして、この記事を読んで納得しました。
仕事でも遊びでもデジタルが得意とする「時刻」よりも、アナログで見たほうがわかりやすい「時間」の方が利用頻度が高いです。
つまり、正確に「今、何時何分?」と知りたいときよりも、「(何時何分まで)あとどれぐらい時間がある?」と知りたいときの方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
それによって、急いだり、ちょっと余裕を持ったり、何をしようか考えたり、いろいろ判断を変えているのだと思います。
1:47
引用した記事では43分でしたが、個人的には47分の方がサンプルとしてはしっくりきました。
私の場合、デジタル表示で1:47が見えたら、それはもうほとんど 2時です。つまり残りの時間で何をしようとも思いません。
でも、アナログ表示で1:47を想像してください。
長針は45分を「ちょっと過ぎた」ところにあり、「ほぼ」15分が残っていると直感的に思います。]
15分あれば何かスキマ仕事でもしようかと思うでしょう?
所詮、印象ではあります。
でも、モチベーションは心理的なものなので、ないがしろにできません。
もし、大事な作業をする場所にある時計がデジタル時計であれば、アナログ時計も置いてみてください。