人間、「やりたい事」を考えるときに「やらなければいけない事」とごっちゃになりがちです。
もちろん「やらなければいけない事」を無視するわけにはいきません。
しかし、「やりたい事」を考えるときにはそこにフォーカスしないと正しい結果は得られません。
その場合は、「それが実現できたらどんな気持ちなのか?」を自問することで区別がつきます。
言い換えると、真の目標を見つけるためには自分の気持ちに向き合うことが重要です。
心の底から自分が求めていることを知るための4つのステップ
目標を達成する方法が知りたい人は多いと思います。しかしその前に、その目標はあなたにとって本当に正しい目標なのでしょうか? 何を達成したいかではなく、目標を達成した時にどんな気持ちになりたいかで、自分のことを客観的に考え直してみましょう。
(中略)
- 心地よいと感じるものを感じなさい
- パターンを探しなさい
- 心の底から求めている感情を表に出しなさい
- 自問自答しなさい
引用した記事にあるように、達成したときの気持ちを客観的に見ることで、本当にそれがやりたい事なのか、真の目標なのかを確認します。
例えば、達成したときの気持ちが「嬉しい!」ではなく「ホッとした」なら、それは「やらなければいけない事」だった可能性があります。
私自身のことを少し書きます。
この記事とは無関係に自分が気持ちいいと思うことをマインドマップを使って書き出したことがあります。
その時に分かったことは、自分は「整理する」ことが心地よいということがわかりました。整理された状態もそうですが、整理すること自体も気持ちよいと感じるのです。
整理することは「手段」なのですが、それが「目的」になっている場合もありました。手段が目的になっているのはいいことではないのですが、自分が心地よいと思う気持ちに嘘はつけません。
自分が整理が好きだという気付きはしばらくそのままになっていたのですが、コーチングのビジネスを考え始めたときに、「そうだ!コーチングでクライアントの思考の整理をしてあげよう!」というモチベーションが湧きました。
私の場合、「コーチングビジネスを立ち上げる」のが「やらなければいけない事」で、「思考の整理をする」のが「やりたい事」だったようです。
コーチングでは、クライアントの気持ちを積極的に問いかけます。コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。