スゴイ人の行動や考え方には似たようなパターンがあると思います。
それを簡潔に表現している記事を見つけました。
ほんの少しの違い
- できない人は言葉で説得し
- できる人は行動で説得する
- できない人は話したがり
- できる人は聞きたがる
- できない人はお金を求め
- できる人は成長を求める
- できない人は過去にこだわり
- できる人は未来にこだわる
- できない人は不可能と思い
- できる人は可能と思う
- できない人は他人のせいにして
- できる人は自分のせいにする
できる人もできない人も能力にほとんど差はない
ほんの少しの意識の違いによって結果に差が生まれる
このリストを見てふと頭に浮かんだのは野球のイチローとサッカーの本田です。かれらはまさにこのように行動していますね。
ひとつひとつはどこかで見聞きしたような内容ですが、こうやってまとまっているのは初めて見ました。
できない人は話したがり
コーチとしてこのリストを読んだときに何となく引っかかった言葉は「できない人は話したがり」のくだりでした。
ステレオタイプ的に見ると、このできない人とできる人の対比はそのとおりだと思います。
ただ勘違いしてはいけないのは、ここで言われている「話したがり」は、他人のことを何一つ聞かずに、自分ばかり話をする人のことを指しており、決して「話す人」ができない人と言っているわけではないということです。
「話すこと」はとても大事です。
正しいことを正しく話せば、相手にも自分にもメリットがあります。
自分については、話すことで自分の考えを整理することができますし、自分を客観的に見ることができるようになります。
相手にとっても、たとえ話の内容が自分のことであっても、そのことから新たな気付きを得られたり、同意できない内容なら反面教師としての情報になります。
そう考えて、他の項目を見ても同じことが当てはまります。「言葉で説明する」ことは絶対的なNGではありません。
上記のリストには同意します。しかし、理解の仕方は二つの行動の対比に目を向けることであって、片方を単独で理解しようとしないでください。
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