「宣言をする」ことは重要です。
宣言をするということは、「他人に対して言うことで、後には引けないようにする」だけではなく、「自分の思考をコントロールする」という意味合いがあるようです。
そして、繰り返し宣言することでその「イメージを脳の中にすり込む」働きもあります。
自分の未来に全責任を持つ。人生を推進する「目標設定」と「宣言」の仕方
人は自分の思考、イメージ、行動を完全にコントロールできるもの。この3つのことをどう行うかで、「人生においてどのような体験をするか」が決まるといっても過言ではない。著者はそのように記しています。
充実した豊かな人生を送るための出発点は、自分の未来に対する責任を100パーセント自分でとることなのだとも。
(中略)
状況にかかわらず、起きた出来事や結果のせいにするのは無意味。なぜならそれ自体が自分の責任であり、それが人生の流れを変えるカギだから。
自分がどう対応するか、どう考えるか、どう振る舞うかは自分自身が決めるべきことだというわけです。
宣言をするときは、「自分の意思・判断で宣言」しないといけません。
つまり、他人から言われるがままするのではないということです。
別に他人の意見を参考にしてもいいのいです。でも決めて宣言をしたのは「自分の責任」と意識することがとても大事です。そして、それを「口から言葉にして宣言をする」ことで、「自分の判断」という意思を脳に刷り込みます。
不思議なのは、自分で決めたときのほうがうまくいかなかった時にネガティヴな気持ちになりにくいです。
人に「ああしなさい、こうしなさい」と言われるがままに実行して失敗した時ほど悲しいことはありません。「やっぱりなぁ…。」という未練がましい言い訳がよく出てくるパターンです。
でも、自分で決めたら誰のせいにもできない。自分で飲み込むしかありません。不思議とそのほうがサバサバして、気持ちの切り替えがはやくなります。
私自身もそういう考え方をするようになってからかなり気が楽になりました。
それまでは「xxのせいだ」とか思うことが多かったのですが、「まっ、仕方がないわ。次からは別のやり方を考えよう!」と思えるようになりました(正直、100%ではないです。今でも愚痴るときはありますよ。やっぱり)。
宣言することがプレッシャーなあなた。極端な話、自分で決めたことだから当然変更するのも自由なんです。約束ではなく宣言なので変えてもいいのです。
そう思うと、楽になりませんか?
無意識に行動させる
人間の脳は「そう思っているようになるように行動させる」とよく言われます。潜在的な実行力を活用するためにも宣言をしてください。一回だけではなく、事あるたびに。
コーチはクライアントの宣言を最大限に尊重し、行動を助けます。
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