(2019年8月23日投稿の記事を改編しました)
「前に進むためには目標をしっかり立てましょう」
よく言われることです。
いえいえ、否定するつもりはまったくなくて、そのオプションの話を書きたいと思います。
コーチングでは「ゴール」を設定します。
ゴールとは、あるべき状態、自分がなるべき状態のことを指してします。それを頭の中に十分イメージしてもらい、そこへの到達方法についてコーチとクライアントは話をしながら戦略を固めていきます。
ただ、ちゃんとゴールを考えてきた人の中には、そのゴールだけがかっちり見えて、すこしモチベーションが下がってくる方もいます。マンネリ化とは言いすぎかな…。
さらにその先
それはそれとして、さらに「ゴールの先にあるもの」を考えてもらうこともあります。
つまり、そのゴールを成し遂げられたら、次に何が待っているかをイメージしてもらうのです。
例えば「コンサルタントで成功すること」がゴールなら、成功した後、どんな人生を送ることになるのかをイメージしてもらうのです。
コンサルで成功するために、必死に集客活動を行い、一所懸命スキルアップに励んでいる人が少し疲れてしまったときに、これを考えるのは意義があります。
「さて?成功したらどうなるんだっけ?」
- 法人化して大きくする?
- ある程度、貯金ができたらセミリタイアする?
- 別のビジネスも始める?
人それぞれだと思いますが、たぶんそこで終わりではないはずです。
ゴールの先をイメージすることで、さらにゴールを達成するためのモチベーションが高まります。
仕事のゴール
仕事に応用する場合、他のメリットもあります。
その仕事が達成できたとき、それで終わりではありません。
ビジネスとしてその次、その次の手を打っていく必要があります。
そんな時、ゴールの先をイメージすることで、次にすべき事が見える可能性があります。
つまり、新しい企画をすることにつながったり、新たな課題を発見することにつながるかもしれません。
そうすれば、また仕事でもステップアップすることができますよ
。
「ゴール地点に到達したらあなたには何が見えていると思いますか?」
自分で、自分に問いかけてみてください。