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夢や目標を考えるとき、その基本には必ず「欲」があります。
それは自然なことだと思うのですが、「欲」に2種類あるというのは気が付いていませんでした。
今年もあと100日、課題の「相対的な欲」の断捨離を完了させよう
人には2つの欲があり、1つは「相対的な欲 (=1日も早く手に入れたい!)」であり、もう1つは「絶対的な欲 (=1日も早く始めたい!)」ということ
「相対的な欲」とは、他人との比較によって生まれた欲であり、地位や名誉、名声、金銭などに対する欲は、他人と比べて自分に不足していると感じている時に起きる
一方、「絶対的な欲」は、誰かと比べたからではなく、自分の中だけから自然と生まれてくるものであり、不足感は伴っていない。この欲は、単純にそれが好きだから手に入れたいし、それがやってみたいからできるようになりたいだけ
「計画の断捨離」を進めるためには、自分がゴールや目標として設定している事柄を客観的に見て、それらが「相対的な欲」と「絶対的な欲」のどちらから生まれたのかを確認することが必要
引用した記事はとても分かりやすいです。
「絶対的な欲」は本人の価値観がベースなので、この欲が元になっている夢や目標は真剣に考えますし、そう簡単に増えたり減ったりしないはずです。
どちらかというと「相対的な欲」のほうが芽生えやすい。
他人との比較から生じるのものなので簡単に思いつきます。だからこの欲が元になっている夢や目標は簡単に増えていきます。
さらに真の価値観に基づいていない場合もあり、単なる「うらやましさ」から思っているだけかもしれません。
もしそうだとすると、それを夢や目標にするのは間違っています。
数が多い、間違っているものはどんどんと断捨離をしないといけません。
「欲」の見分け方
自分の中で「相対的な欲」を見分けるにはどうすればいいでしょうか?
一つ考えられるのは「欲が満たされたときの自分のありたい姿」を考えてみることでしょう。
例えば、「貯金5,000万円貯める」という欲を考えたとき、実際に5,000万円貯まったら、あなたはどんな人間でありたいでしょうか?
「仕事を辞めて、世界一周旅行に行く!」
と即座に言えるなら、それは「絶対的な欲」です。むしろ「世界一周旅行に行く」事が欲だったり夢なわけです。
「えーっと、どうしようかな…」と思ってしまうようなら、それは裕福な人と自分とを単に比較して貯金が欲しいと思ってしまった「相対的な欲」ですね。
私は相対的な欲はあってもいいと思いますが、数が多くなって意欲が散漫になるほど持っているのは良くないと思います。
なので、欲の断捨離をやりましょう!