話すと気が付く?

「オートクライン効果」って知ってますか?

これは、ある方と話をしている時の実経験です。

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相手が、ほぼ一方的に話しています。

私は相づちを打って、たまに

「ふーん、それってこういうことなんですよね」

と、話を整理してみたり、

「今、xxxって言われましたけど、それって具体的にどういう意味ですか?」と純粋に質問。

まったく意図的ではなく、純粋に曖昧だったから、聞いただけです。

こんなことを30〜40分くらい続けていたところ、相手が

「言ってて思ったんだけどさー」

「xxxって、xxxということだったんだ。」

「よし!そういうことだ!」

はたから見てると、いわゆる「自己解決」ですが、これはまさにオートクライン効果そのものです。

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「オートクライン効果」
「オートクライン」とは、自分が話したことば(内容)を自分で聞くことによって、自分が考えていたことに気づくこと。

人が「話す」ということは、単に相手に情報を伝達するというだけではなく、会話をすることによって自分が何を思っているのかを知るという目的も含まれている。つまり、相手に話しかけながら、自分でも自分の声、自分のアイディアを聞いている。

from https://coach.co.jp/30/20160829.html

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私は何の意見も、アドバイスもしてません。

相手が話しているうちに自然と何かの結論を得たことになります。

コーチングセッションのベースの一つはこれです。

実際のコーチングでは、クライアントが話しだすきっかけとなる「質問」をコーチがします。

その質問が、クライアントのツボにはまると、それがきっかけとなって色々と話をしてくれるようになります。

やみくもに質問するのではなく、どんな場面で、どんな質問をするかというところが、コーチのスキルと個性になってきます。

「コーチング」などと肩肘張らずに、一度友達に対して、相づちと純粋な質問をしてみてください。

たぶん、面白いことになりますよ。

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