話をしていて「なんか話が通じていないな…」と感じたことはありませんか?
話している相手と背景情報を共有できていないと、こういう事がよく起こります。
起業するにも、プロジェクトを始めるのにも、何をするにもコミュニケーションは重要です。
コミュニケーションの中でも背景情報の共有はとても大事です。相手の頭の中が自分と同じと思ったら大間違い。
私の体験談を披露します。といっても、私は相手のいうことが解釈できなかった側です。
駅の構内を家内と二人で歩いていたときです。
いきなり家内が私に向かって「xxxx」と何か話しかけてきました。周りがうるさかったせいもありますが、日本語とは思えない言葉でまったく理解できません。何度も「え?」「え?」と繰り返してやっと言っていることがわかったのです。家内は
「May I help you?と言ってあげて」
と言っていたのです。
ふと周りを見ると外人さんのグループがガイドブックのようなものを見ながら困っていました。
こっちは、まさか英語が入っていると思っていなかったので、まったく理解することができなかったのです。
ちょっと極端かつ変な例ではありますが、「困っている外人さんがいる」という状況を家内と共有できていなかったことから、こんなことになってしまいました。
もし、ひと言「あそこで外人の人が困っているよ」と前置きしてくれていれば、その後に「May I help you?と言ってあげて」と来てもすぐに理解できていたはずです。
まずは状況を共有するところから
自分の頭の中では当然と思っていても、意見を言う前に、「…のことなんですが」「…の事はご存知ですか?」と確認や問いかけをするだけで、コミュニケーションはかなり円滑に進みます。
コーチングはコミュニケーションの段取りにも役立ちます。どう話をしたらいいかモヤモヤしている時はコーチに相談してみてください。
コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。