やらなければいけない作業が多くなって、きてにっちもさっちも行かなくなることはありませんか?
私もそうですが、タスク管理ツールのようなツールを使て作業を管理している人は、どんどんタスクが溜まってリスト膨大になり、とても全部はこなせられないという状況に陥っていませんか?
プライオリティ
こういう時の一つのやり方はプライオリティをつけるという方法です。
タスクにプライオリティを付けて、高いものからやっていきましょうという考え方です。
この考え方は正しいのですが悩むケースも多々あります。特に複数レベルのプライオリティ、例えばA/B/Cの三段階でプライオリティを決めようとすると、とても悩みます。「AとBの違いはどこにあるのか?」などと考え始めるときりがありません。
そういう場合は、個数を決めてしまうと楽になります。例えば10個タスクがあった場合、3/3/4に決めてしまうのです。
やらない
でも、もっとシンプルなやり方があります。それは
「やらないことを決める」
というものです。
「いや、いや。やらないといけないことだからリストに載せてる訳で…。」
と言いたい気持ちは分かります。
がしかし、一度じっくり、一つずつ眺めてみてください。それは本当にやらなければいけないことですか?
いろいろな条件が変わって、やる必要性が無くなってしまったタスクがいくつもあるはずです。
もしくは、リストに書き込んだときはモチベーションがあって「絶対やる!」と思っていたことも、時間が経って冷静になったら「まあ、別にいいか」と思い始めたものがあるでしょう。
べつに初志貫徹しなかったことを責める必要はありません。過去ではなく今やるべき事にフォーカスしましょう。
リストアップしたタスクを消してしまうことにもったいなさや罪悪感を感じるなら、別のリストとして保存すればいいです。ここではメインで管理しているタスクリストの長さを短くすることが重要です。
どうでしょうか?
数が減ったら、さっきの「にっちもさっちも行かない感」がましになって、やる気が出てきませんか?
膨大な作業量に圧倒されたときには、やらないことを決めて、本当にやるべき事にフォーカスすると気持ちが上がっていきますよ。