たとえば、起業してコンサルタントを始めるにあたっては、いろいろな知識やメソッドに習熟することも必要ですが、そもそもどのようなコンサルメニューを提供するのかを考える必要がありますね。
考える際にはいろいろとアイデアを整理して貴方らしいメニューを作りたいところです。
でも、アイデアが浮かばない?
発想法にはいろいろなものがありますが、ここはひとつ簡単な表を使ってアイデアを産み出す方法をご紹介します。
仮に、事業計画のコンサルを提供しようとしているとします。
事業なので、商品の「作り方(企画)」と「売り方(販売)」という観点があります。
さて表を作るためには、もう一つの軸が必要です。
事業を考えるときには、「自社で独自に進める部分」と「アウトソースとか協業をする部分」に分けて考えることもあります。
この2つの軸を組み合わせると、こんな空の表が出来上がります。
まず左上から考えていきましょう。自社で商品を作ろうとしている企業には、まさに「商品企画」のコンサルが提供できます。
次に右上。同じく自社で売っていこうとしている企業には「プロモーション」や「営業力強化」のメニューが考えられます。
それを書き込むと、表がこんな感じになります。
さて左下は何になるでしょう?商品企画を他社と協業したいと思っている企業は何を求めているか?
例えば「商品力を持っているベンチャー企業の見つけ方・協業のやり方」のコンサルが考えられませんか?
こんな感じで空白を埋めていくことを考えてみてください。
右下は販売を他社と一緒にやりたいと考えている企業なので、「販売チャネルの開拓・維持」のようなコンサルが発想されます。
最終的にこんな表が出来上がりました。
もちろん、2つの軸は他にもたくさんあると思います。上手くいかなければいろいろと変えてみてください。
でもこんな感じで2つの軸を組み合わせることによって、新しいアイデアを想像できるということはおわかりいただけたのではないかと思います。
商品メニューが浮かばなくて困っていらっしゃるなら、一度試してみてください。