
前回、袋小路のブログを書きました。そのなかで「八方塞がり」という単語を使ったので、それにまつわる話を書きます。
仕事をする上で「孤独感」を感じている方、いらっしゃるでしょう。特に個人事業主は孤独感を感じやすいそうです。
そして、孤独感を感じるときは「八方塞がり」になっている時が多いです。
袋小路は最悪、後戻りができますが、八方塞がりはどこにも行けません。
まさに「四方八方」が壁に囲まれている感じです。しかも孤独で孤立しています。
ところが、自分ではどうにもならないと思っていても、壁の上の方から見ている人は状況が違います。
あなたを囲んでいる四角い壁の隣に建っているビルの2階から眺めている人を想像してください。
その人は、あなたとはまったく別の視点で壁のまわりが見えています。壁の内側だけを見ているあなたには見えない脱出のヒントが、その人には見えている可能性もあります。
また「縁側将棋」という言葉もあります。
素人将棋を指している二人を横から見ている人の方が、次の妙手を思いつきやすいということを指しています。
これも、第三者の視点の方が新しい切り口のヒントになることを示しています。
あなたは本当に一人ですか?
個人事業主でも、過去にお客さんが一人でもいたらその方は壁の外にいます。
お客さんがいなくても、取引先の方はいませんか?
仮に仕事は孤独でも、仕事を離れたら誰かいませんか?
壁の外にいる人を見つけたら、声を上げて話をしてみてください。相手の人が専門家でなくても、自分の今の状況を話して何か情報をもらい、壁から脱出するヒントにならないか考えてみてください。
もし本当に一人だったら、私に話してください。