何かを「これまでやってきたから」という理由で継続していることありませんか?
いわゆる「惰性」です。
「惰性」には、「無駄なことをダラダラと続けている」というネガティブなイメージがあります。
投下しているエネルギーに見合ったリターンが、はたして将来に得られるのか?
でも一度やめてしまうと、再開するには相当なバワーが必要になります。
なので、こう考えてみたらどうでしょう?
活動が実を結ぶまでまだ時間がかかるのかもしれない
惰性と言えども、何かを継続すれば、何かが蓄積します。それはあなたの財産であり、未来のリソースにもなる。
利率の低い積立貯金とでも言いましょうか。
そして活動を継続すること自体は惰性という「流れの力」を利用し、あなた自身のバワーをモチベーションに注入していく感覚です。
モチベーションが上がってきたら、単なる惰性ではなく、その活動がよりよくなるための改善活動に結びつけていきます。
そうすれば、積立貯金の利率が上がっていき、大きな利益を生むことになります。
つまり、ずっと惰性をつづけるのはだめだけど、止めてしまうよりはましという考え方。
この考え方で大事なのは、自分で「惰性の期限」を決めておくことです。
期限を過ぎても、改善のモチベーションが湧いてこないなら、それは残念ながら、あなたにとって意味のある活動ではなかったということです。
逆に時間を無駄にしないように、スッパリとやめるべきでしょう。