自分の行動や習慣が、過去の体験・経験に影響を受けているのはよくあることです。
自分にとって、良いケースも悪いケースも色々あると思います。
悪いケースは「トラウマ」とも言いますね。
これらの怖いところは、自分では「影響を受けている」と気が付かないことです。
昨日の体験なら、「そうか、昨日xxxだったから、そういう風に考えてしまうんだ」と気が付きます。
でも、昔のことはなかなか覚えていないでしょう?でも、しっかりと現在に影響を及ぼしているんです。
「なぜか他の人と違った反応をする」
「違う」こと自体は問題ではありません。
でも、その反応が自分にとって成長を阻む反応であったならば、なぜ違いがあるのか?なぜそこに壁があるのか?
そこは自分で掘り下げて分析しないと、壁を乗り越えることができず、成長もできないことになってしまいます。
それはもしかすると、過去の体験に起因しているのかもしれません。
過去の体験に基づく潜在意識が、あなたの行動をコントロールしている可能性があります。
理由が分からないなら、過去に戻ってみてください。
自分の反応を引き起こしているのは、何なのか?
現在ではなく、過去の事柄を丹念に掘り返して、潜在意識を顕在化させてみてください。
コーチングをしていると、クライアントの方が過去の体験を思い出すことがあります。
コーチのいろいろな質問が刺激となって、過去の扉を開けるんでしょうね。