「不安」に対処する手段として有効なのは「自分一人で抱え込まない」です。
人に相談したり、話したりするだけでもかなり不安が和らぎます。しかも「話す」ことによって考えが整理され、不安の理由が明確になったり、場合によっては対策が見えたりもします。
理由があって話せないときにはどうするか?以下の記事によると「書く」だけもいいとのこと。
なぜ、「書く」だけで、心の不安やストレスが片づくのか?
書く習慣を実践することで得られるメリットは次のようなものがあります。
あちこちに意識が分散するのではなく、目の前のことに高い集中力を発揮できる。
- 週末は仕事のことを脇に置いて、プライベートを楽しめる。
- ON/OFFの切り替えができ、心身ともに深くリラックスできる。
- 頭の中が整理できると無用な不安、焦り、自己嫌悪などによるストレスが減る。
- 家族や部下への八つ当たり、イライラすることが少なくなる。
- 今を生きている実感が生まれるので生活の豊かさが高まる。
ぜひ、あなたもマインドレスな心をつくり出す心配事・不安を紙に書き出して見てください。
書き出すことで頭の中で渦巻いている不安が、頭の外に固定化される。これだけでも不安が解消するということです。
これは実感としてあります。
ケースは違いますが、タスク管理もそうですね。頭の中に渦巻いている仕事を書き出すだけでスッキリします。
記事の中ではマインドフルとマインドレスという言葉で区別されており、マインドレスだとムダにエネルギーが奪われ、心がストレスで満ちていくとあります。
日記
そう考えると、日記を書くことは不安やストレスを低減させる効果があるはずです。
不安を書き出すだけではなく、その不安の要素が後日どうなったかという結果も書いておくとよいです。
私は10年日記をちょうど10年前から始めています。10年分の記録を読み返すと、ここには出来事だけではなく、ところどころ自分が感じた不安、その結末が書かれています。
面白いことに、不安だったことも結末を読むと実は大したことが無かった場合がほとんどです。これを読むことで、不安を抱えていても「過度に心配する必要は無い」と落ち着くことができるのです。
つまり、日記を書くと「書き出す時」と「読む時」の二回、ストレスを低減させることができます。
先日メルマガで読んだのですが、日記の読み書きに毎朝2時間費やしている経営者がいらっしゃるそうです。日記にはそれぐらいの価値があるということですね。
話しを戻しますが、あなたには不安を隠さず話すことができる人がいますか?コーチングでのセッションでは不安も話してもらいます。コーチの質問によってクライアントの考えを引き出す中で、当然のことながら不安も出てきます。
すべてを出し切ってスッキリした頭で、どうやったら先に進むのかをコーチと一緒に考えていくのです。
コーチングに興味を持たれたら、遠慮無くこちらからお問い合わせください。