「執着する」
この文を読んでどんな印象を持ちますか?
粘着質的で、あまり良いイメージを持たない方もいると思います。
でも、こう表現したらどうでしょう?
「わたしは、こうしなければいけないと考えています。」
これだと結構、思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
もちろん、この言葉が必ずしも執着を意味するとは限りませんが、疑念なく考えている場合は注意が必要です。
たとえば、私の場合、
- 「人に迷惑をかけてはいけない」
- 「仕事はすぐに片付けなければいけない」
- 「長男はしっかりしないといけない」
と、ずっと考えてきました。
これらは正しいです。でも、絶対的なものではありません。
常に絶対的と思ってしまうところが、一つの「執着」なんですね。
執着には不安を煽ったり、ストレスを増加させる要因となったりします。
例えば、人に迷惑をかけるのと、頼るのは別なのに、執着していると頼ることさえしなくなります。
また、仕事の納期には適切なスケジューリングがあり、他の作業との兼ね合いで必ずしもすぐに終わらせる必要は
ありません。でも、執着するとそういう全体像が見えなくなるんですね。
そういう事をを考えながら、自分が思い込んで執着している考え方を解きほぐしていきましょう。
実はまさに今、私自身が解きほぐしているところです。