モチベーションが下がるのはどんなときだと思いますか?
ネットで見た情報なのですが、本音と建前にズレがあると、やる気が出なくなるそうです。
最初、おおっと思いましたが、よくよく考えると「ズレ」があるからこそ、本音と建前って言うんじゃないの?という気がしてきました。
この視点をちょっと変えてみます。
モチベーションが下がっているのは、
「自分の本音に気づいていないから」
というのは、どうでしょう?
逆に気づいているということは、つまりは、うまい具合に本音と建前を使い分けられているわけで、ある意味、確信犯と言えるでしょう。
確信犯なら、それほどやる気が下がることもなさそうです。
でも、気づいていなかったら?
知らず知らずのうちに本音と建前がズレていて、モチベーションが下がっていきます。
筋が通っていませんか?
心の奥底では本当は「○○○が好き」もしくは「×××が嫌い」と思っているのに、それに気づいていない、もしくは無意識のうちに封じ込めているのかもしれません。
- 「本当は○○○が好きなのに、×××をしてしまっている…。」
- 「本当は×××は嫌いなのに、仕方がないからやっている…。」
これではモチベーションが下がります。
じゃあ、どうすれば無意識の本音に気づくことができるか?
好きなものと嫌いなものを「すべて」吐き出す
この「すべて」というのがポイントです。ブレストと同じで、もう無いと感じてから、さらに考えることが重要です。
頭の中だけで考えず、必ず「吐き出して」ください。つまり、紙に書き出したり、スマホのメモ帳に書き出してください。
絶対に他人に見られる心配が無いという前提で、隠れている本音を引き出してください。
そういう意味では紙に書いた方がいいですね。終わったらビリビリに破いたり、燃やしたりすればいいわけですから。
多分、1時間はゆうにかかると思います。
そして、書き出せたら、じっくり眺めてください。
もう一踏ん張り、「なぜ好きなのか?嫌いなのか?」を考えてみてください。これは無理に書かなくてもいいです。
嫌いな理由は、紙にも書けないぐらい生々しいかもしれませんね(書いてもいいですけど)。
さあ、ここまでやるとちょっと状況が変わってきます。
「本音」に気づいてしまったら、行動が変わるかもしれません。
また必ずしも、変える必要は無い場合もあります。気づいた上でそれに反した行動を取るのは、何らかの理由があっての確信犯なのですから。
どっちにしても、モチベーションは再び上がるはずです。