本業の効率を上げて、副業の時間を捻出するためには

副業を考えている人は時間のことを気にしていると思います。

「どうやって副業の時間を捻出しよう」

「時間管理をしっかりしないと」

などと考えていらっしゃるのではないでしょうか?

副業の時間を捻出するためには、本業を効率よく進める必要があると思います。

本業が残業続きで帰宅が遅くなると、平日に副業をする時間も気力も無くなってしまいませんか?

本業で時間管理を大きく狂わせるのは「割り込みタスク」です。

自分では一日の段取りを組んでいたのに、急にやらなければいけない仕事が舞い込んできて、結局遅くまで残業。

「あるある」だと思います。

この割り込みタスク、避けられるものなら避けたい。何でも引き受けていると、本当に自分の時間が無くなってしまいます。

御自身でも「私は何でも引き受けてしまっている」と思う方、一度

「主体的」に考えてみませんか?

主体的というのは、その割り込みタスクが「私」にとってどういう意味なのかを考えてみるということです。

  • 私でないとできない仕事?
  • 私の特徴が活かせる仕事?
  • 私の尊敬する人を助けられる仕事?

単に依頼されたからという他者起点では無く、自分起点で考えてみてください。

そして、納得がいかなければ、丁重にお断りするか、他の方を紹介してみたらどうでしょう?

上手くいけば、このタスクにかける時間を省略できて、結果的に副業に費やせる時間が増えることになります。

「そんな!断るなんてできません」

わかります。そういうケースもありますよね(というか、そっちの方が多いかも)。

上司からの指示だったり、急ぎの要件でやらないとどうにもならないという状況であれば、残業してもやらざるを得ません。

そんな時でも、タダでは転ばないようにしましょうよ。

時間管理のことはいったんあきらめます。

でも、イヤイヤやるのではなく、ここでも「主体的」でいってみませんか?

その割り込みタスクが「私」のためにならないか?

視点を変えて考えてみてください。

  • やったことがない仕事なので、私の新たなスキルになる。
  • 私のリーダーシップを発揮できるチャンスになる。
  • 上司に対して、私をアピールできる。

みたいな感じです。

これって、まさに「ポジティブシンキングをマスターする効果について」で書いたことです。

もし、副業で使えるスキル獲得に繋がるのであれば、時間の観点では副業にマイナスでも、スキルの観点ではプラスにできますよね。

私は数字の計算が苦手なのですが、お金関係の仕事が割り込んできたと期には「自分の経理スキルを伸ばすチャンス」と無理矢理考えて(笑)やるようにしています。

ちなみにこの「主体的」という言葉はコーチングでも重要な位置づけになっています。

コーチングではあくまでも主体はクライアントです。

コーチが「あれをして」「これをして」と指示することはありません。

コーチは「何をしますか?」「どれをしますか?」とクライアントの主体的な行動を引き出します。

主体的なので、やると決めたらモチベーションが湧きます。ここがやらされ仕事と根本的に違うところです。

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